こんにちは。Muffinです。
わたしは、一般企業と病院で働いた経験があります。
そんなわたしが感じた、ここが変だよ、看護師業界!についてご紹介します♪
はじめに
突然ですが、看護師の世界って特殊だなぁ〜なんて感じたこと、ありませんか???
わたしは、あります。
実は、わたし、看護師になる前は、新卒から約5年間、一般企業に勤めていたので、「医療業界って、とても特殊だなぁ〜。」と、感じることが多々ありました。
今回は、一般企業から見た医療業界の特殊なところを、Muffin目線でご紹介していきます。
ぜひ、最後までゆっくり読んでください♪
看護師業界のココが変!!!
わたしは、以前、金融機関で働いていたこともあり、病棟勤務ではさまざまな違和感を感じました。
そんな違和感たちをご紹介します。
役職に「さん」をつけて呼ぶ
病棟に配属されて1日目。
「師長さんに挨拶してきてね〜!」
と、先輩看護師から突然言われ、ホヘ?!?!?!?!?!?ってなりました。
うん、きっと聞き間違いか言い間違えだよね?と、聞き流す。
すると、今度は、「あの人が主任さんだよ!」と、別の人が教えてくれる。
初出勤から1ヶ月後。
先輩から「患者さんのご家族さんが今日来るみたいだよ〜。」と。
ん???二重敬語?!?
そして、患者家族との会話の中で、「ご本人さん、ご家族に会われて嬉しそうでしたね〜」と。
郷に行っては郷に従う?わたし????
先輩看護師の使っている謎な「さん」付けを使うかどうか、何度も悩みました。
しかし、やっぱり言葉がヘンテコすぎるので、正しい我が道を行くことに決めました。
しかし、周囲の先輩たちが「師長さん!」と、看護師長を呼んでいるのに、1年目のペーペーのわたしが、看護師長に向かって「師長!」と呼ぶ。
なんだか、わたしが看護師長に向かって呼び捨てをしているような気持ちになり、なんとも違和感でしかありませんでした。
名刺を片手で受け取る
ある日の日勤中。
製薬会社の人が病棟に来棟し、先輩看護師が応対。
初対面のようで、製薬会社の人が名刺を先輩看護師に手渡そうとしていました。
その瞬間!!!!
わたしは、見てはいけないものを見た気がしました。
先輩看護師、製薬会社の人から片手で名刺を受け取り、その名刺を片手で持ちながら話をしているではないか!!!!!
OMGGGGGGGG!!!!!!
新卒で企業に入社したわたしは、新入社員研修で、「名刺は命の次に大切な物です。」と教え込まれました。
名刺交換の研修では、お辞儀の練習から、名刺を受け取って机の上に置くところまで、何度も何度も練習させられたな。なんて思い出しました。
しかし、よく考えたら、病院の新人研修で名刺交換の練習なんて1回もやってなかったな。
そもそも、看護師は名刺なんて持っていないからかな。。。
医療業界ってこういう感じか。。。。!と、思いました。
ほぼ強制で入らされるサブスク
病院に晴れて入職!
新人研修で説明があり、無言の圧力で、ほぼ強制的に入会する「看◯協会」。
あの空気の中で、「わたし、入会しません!」なんて、到底、言える雰囲気ではないYO!THE 日本人。
新規入会、約20,000円也。高い。
毎年、自動更新。サブスクリプションやないかい!!!
ちーーーーーーん。
言葉遣いが悪すぎる
とある日のお昼どき。
「メシ行ってくるわ!」
という女性の声。
おそるおそる、声のする方を見てみると、看護師の先輩のお姿が。
その、お美しい美貌のお口から「メシ」なんていうお下品なお言葉が出てきたのですか?!?!?
OMGGGGGGGGG
と、目玉が飛び出そうになりました。
看護師がごはんのことを「メシ」と言っている人、他にもたくさんいます。
なんでなのでしょうか。。。。????看護師あるある??
欠員、多すぎない?
朝の朝礼で、師長が一言。
「今日は◯◯さんがお子さんの体調が悪くてお休みです」
翌日。
「今日は●●さんが体調不良でお休みです」
女性の職場だからか、子供のことで休むことに対して、企業で働いている時よりは寛容に感じました。
また、患者さんと接する仕事柄、体調不良で休むことにも、一般企業よりも理解があると感じました。
免疫が下がっている患者さんに、変なウイルスなどを移してしまったら大変ですからね。
セキュリティ、甘すぎない?
金融系一般企業に勤めていたので、ガチガチのセキュリティの環境にいました。
会社のビルに入って、自分のデスクにたどり着くまでに、2−3回のセキュリティチェックがあります。
守衛さんは不審者がいないか、しっかり見張っています。
会社のロッカーに着いたら、中身が見える透明のバックの中に自分の荷物を入れて持ち歩かなければいけません。
自分のデスクの中に、個人情報がわかる物(自分の個人情報も含む)が入っていると、大問題になるため、帰宅前には必ず、大量のシュレッダー。
個人情報が入っている物は、問答無用で施錠できる棚などで保管が原則。
(医療業界で言うと、麻薬などの保管方法と同じようなレベルで、個人情報の保管を徹底している。)
また、デスクの中に小銭が1円でも入っていると大問題(自分の物でもNG)。
一般企業のOL時代は、個人情報やセキュリティに関しては、相当の緊張感を持って取り扱っていました。
では、病院は?というと。。。。
看護学生時代に行った実習先の病院や、就職した病院でも、病院はセキュリティが甘いな〜と感じることが多々ありました。
もちろん、金融機関と比べているからそう思うのかもしれません。
が、命を扱う場所なので、金融機関並みにセキュリティをもう少し厳しくしても良いのでは??なんて思います。
だって、病院にはさまざまな薬剤や鋭利な物を扱っている訳だし。
比較的、誰でも自由に、病院入口から患者さんが入院している病棟まで辿り着くことができますよね〜病院って。
企業は、社員証がないと絶対に入れない仕組みになっていました。
そのため、社員証を忘れたときには、とても面倒な手続きを踏まなければなりません。
もちろん、病院の日勤終了時には、薬剤や医療器材の数のチェックをして紛失していないか確認していましたYO!
しかし、紛失事故など事故が起こる前の対策も必要ではないでしょうか??
さいごに
今回は、以前に金融機関で働いていたMuffinが、病院勤めで「なんか変だなぁ〜」と感じたことについて、ご紹介しました。
医療業界ってなんだか特殊ですよね。
もちろん医療者から見たら、一般企業も特殊だと思います。
しかし、病院で入院している患者さんは、日本の場合、一般企業に勤めている人OR勤めていた人が多いと思います。
医療業界の常識は、一般社会の中では非常識なんてこと、たくさんあると思います。
患者さんを看護する上で、必要最低限の一般常識は知っておいて損はないと思います。
広い視野を持つためにも、医療業界以外の業界を経験してみるのも、人生の良い経験になるかもしれませんネ。